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酔いどれ男のさま酔い飲み歩記~第7回「大阪の超激安酒場が最後に待ち構える」
超ディープな酒場「大万」の思い出
noteのコラムで、数年前まで大阪の動物園前駅そばにあった酒場「大万」の思い出を書きましたので、本日はそのコラムを転載させていただきます。
![daiman3](https://livedoor.blogimg.jp/hitorizake/imgs/2/6/26cae9e3.jpg)
大衆酒場の宝庫である大阪の中でも、ディープゾーンと言われているのが西成区界隈。何度も足を運んで、界隈の立ち飲み店や大衆酒場で飲んでいますが、隅々まで歩くのには、なかなか勇気が必要です。
![daiman3](https://livedoor.blogimg.jp/hitorizake/imgs/2/6/26cae9e3.jpg)
大衆酒場の宝庫である大阪の中でも、ディープゾーンと言われているのが西成区界隈。何度も足を運んで、界隈の立ち飲み店や大衆酒場で飲んでいますが、隅々まで歩くのには、なかなか勇気が必要です。
地下鉄・動物園前駅からすぐのところに、「大万」という酒場がありました。2007年に初めて訪れたのですが、吹きっさらしの店舗ののれんをくぐる決心がつかず、2~3度店の前を行ったり来たり(苦笑)
意を決して入ってみると、高齢の女性が一人で切り盛りしており、店構えのディープさとは全く違う、のんびりとした雰囲気が漂っていました。当時、串が1本30円という界隈屈指の激安ぶりに驚いたものです。
その後、年に1、2回しか行かない大阪飲み歩きで、「大万」は欠かすことができない店となり、2016年頃の閉店までに計8回来訪。その間、おばちゃんや常連さんと何度も会話を交わしました。
ある時、店の看板がなくなっていたのを見て「閉店したのかな?」と思い、半信半疑でのれんをくぐると、いつものようにおばちゃんが店の中にいました。酒と串を頼んだ後、看板のことを聞いてみたのです。
おばちゃんは「落ちそうやったから、隣の(店の)にいちゃんに外してもろた」と笑っていました。看板がなくなっても、いつも通り常連さんや私のような物好きな客が通っていた「大万」。いい酒場でした(笑)
酒場探訪はご予約してからどうぞ
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