酔いどれ男マイケルオズの「ひとり旅で一人酒」

ひとり旅やタウン散策に出かけては各地の酒場を飲み歩いている酔いどれ男「マイケルオズ」が、東京、大阪などを中心に全国各地で訪れた居酒屋、立ち飲み屋、大衆酒場などの探訪コラムを紹介しています。

2020年05月

今回は、ブログ「ひとり旅で一人酒」と「あの町この味 ひとり旅」のコラボ?として、両ブログに同じ記事を載せてみました(笑)

新型コロナウイルスの影響で、旅行も飲み歩きもできなくなってしまったため、これまで以上に「家飲み」の比重が大きくなっています。もちろん、量が増えたという意味ではありません(苦笑)

「家飲み」の場合でも、出来るだけ旬の味覚や地元の「この味」は、逃さないようにしています。例えば春でしたら、大好物のホタルイカやタケノコ、そして山菜を食卓に並べます。

また、秋に絶対欠かせないのがマツタケです。私にとって超高級食材ではありますが、最低でも年に1度は口にしたい旬の味覚で、出来るならば地元・信州産を選びます。

冬はナマコですね。スーパーで滅多には入ってきませんが、「赤ナマコ」を見つけたら必ず買います。これも逃したくない旬の味覚で、日本酒と一緒ならば「家飲み」でも文句はありません(笑)

でも・・・「早く飲み歩きがしたい」との思いを込めて、新型コロナ終息を願います!
matutake

このエントリーをはてなブックマークに追加

全国の酒場を紹介する当ブログでは、東京と大阪はエリアを分けてご案内しています。それだけ、足しげく飲み歩きに通っているわけですが、とくに大阪には魅力的な酒場がずらりと揃い、酒飲みの私には天国のような土地柄です。ただ、こんなチグハグなハプニングに見舞われたこともありました。

ターミナル駅近くにある立ち飲み店を訪れた時のことです。大阪では当たり前の光景ですが、カウンターにずらりとお客さんが並び、みんな楽しそうに酒を飲んでいます。「これは乗り遅れてはいけない」と思い、瓶ビールを注文し、目の前の惣菜を「温め直してほしい」と頼みました。

大阪の酒場なので、サッと出てくるのかと思いきや、待てど暮らせど惣菜は届かず・・・隣の兄さんにも「ちっとも出て来んね」と言われる始末。仕方がないので、別の肴を注文し直しましたが、これまたちっとも出て来ない・・・いったいどうなっているのやら。

すっかりあきれ果てていた矢先、最初の惣菜を手にした店員が「これ誰~」と聞きまわっているではありませんか。私の注文分だと分かった時、思わず「ヤラレタ~」と苦笑。店員には、別の肴もちっとも出て来ないと告げ、「しっかりしいや!」と思わず口にしてしまいました(苦笑)

店名は、武士の情けで伏せますが、画像でわかっちゃうかな?(笑)
oosakaarusakaba

このエントリーをはてなブックマークに追加

新型コロナウイルスで大好きな飲み歩きが出来ない状況にいますが、頃合いを見計らって、まずは地元から酒場巡りを再開したいと思っています。そんな私が常々思っているのは「ジジイになっても飲み歩きを楽しみたい」ということです(笑)

酒場で楽しそうに酒を飲んでいる年配の方々を見ると、心底そういう思いにかられます。例えば、大阪のある酒場のカウンターで隣同士になった爺さんは、御年80歳過ぎにもかかわらず、毎日のように「電車でここに通っているんだよ」と笑っていました。

東京の老舗の蕎麦屋さんでは、お昼時に嫁姑と思われる年配女性二人が来店。そばを食べるんだなと思い込んでいたら、いきなり熱燗と焼きのりを注文し、ちょっとびっくりしました。また、ビアパブに一人でふらりと入って来たおばあさんが、ビールとピザを頼んでいる姿に「粋だなあ」と感じたものです。

酒場を楽しむ粋な年配の方々は、決してムチャな飲み方はせず、自分の適量をわきまえているようです。その根底にあるのは健康であることだと思います。私も、そんな先達に少しでも近づけるよう、日々頑張ります(笑)
yabusoba

このエントリーをはてなブックマークに追加

今から23年前、北海道網走市に年配のご夫婦が切り盛りしていた「底曳」という居酒屋がありました。オホーツク料理を銘打っていましたが、観光客向けというより、地元密着型の店でした。とても居心地のいい店でしたが、残念ながら廃業しています。

親父さんが一風変わった方で、何が美味しいか聞くと「そりゃあキンキだけど、簡単には勧められない」と言います。どうしてか聞き直すと「値段が高い」と一言。当時若かった私には手が出ないだろうと思ったのでしょう。結局、安くても美味しい「サンマ」をいただきました。

酒の出し方も一風変わっていて、日本酒を注文すると、女将さんが一升瓶を目の前にドンと置きました。あまりの豪快さに驚いてしまったのですが、女将さんは「これなら、どのくらい飲んだのか分かるからね」と笑っています。これが「底曳」のやり方だったのかもしれません。

当時の私は人気漫画「美味しんぼ」に感化され、背伸びをしてグルメを自称していましたが、ガイドブックでは紹介されないような地元の小さな店に出会うことこそ、旅の楽しみであることを知りました。さらに言えば、「飲み歩き道楽」の原点の一つだったかもしれませんね。

sokobiki

このエントリーをはてなブックマークに追加

ひとり旅で一人酒の執筆者・マイケルオズです。

国の緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ新型コロナウイルスへの警戒は続けていかなければなりません。とはいえ、酒飲み文化も少しは回復してくれないと困ります。

当ブログも、緊急事態宣言を受けてから休止していましたが、この機会に再開いたします。ただし、私自身が飲み歩き出来ない状況にあるため、酒場のご紹介は控えめになりそうです(苦笑)

その代わり、カテゴリー「飲み歩きこぼれ話」で記事を更新していきたいと思います。ネタ元は、ホームページ版にあるコーナー「酒仙もどきの面白秘話」から引用いたします。

とりあえず、更新予定の記事は
「底曳という名の居酒屋」
「年寄りも粋に呑んでいる!」
「大阪の酒場でヤラレタ」
こんな感じです。よかったら、ぜひ読んでみてください。
ienomiwine
本日も家飲み・・・(苦笑)
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ