2021年も新型コロナウイルスの影響で、パッとしない年明けでしたが、それでも新春を迎えるというのはおめでたいことです。そこで、慶祝に欠かせない「振る舞い酒」について語ります。

イベント等のオープニングを飾る樽酒の鏡割りは、威勢のいい合図とともに酒が飛び散って豪快そのもの。そのあとの振る舞い酒を柄杓(ひしゃく)から升酒でいただければ、言うことはありません。

樽酒は、木の香りが酒にマッチした独特の風味があります。さらに、イベント等での高揚感やワクワクした気持ちもあるので、一層美味に感じるものです。基本的にタダ酒というのもいいですし(笑)

20年近く前、正月を旅先で迎えたことがあり、あるホテルのロビーで振る舞い酒が置かれていました。旅気分に慶祝ムードも相まって、美味しくいただいたことを覚えています。

今年こそ「終わり良ければ総て良し」となりますよう願います。 マイケルオズ

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