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屋台村というのが全国各地に出現しています。カウンターのみの小さなスペースを店舗として貸し、そこで営業ができるというシステムのようで、まちおこしや観光誘客の手段として脚光を浴びています。利用する側としても、屋台のようにふらりと店に入ることができ、軽く飲んでサッと次に行くもよし、酔客同士や店の主人・女将と四方山話をするもよし、気軽な雰囲気で楽しめますよね。

そんな中から、青森県八戸市の屋台村「みろく横丁」を紹介します。そもそも八戸市には細長い小路に飲食店が連なる横丁があちらこちらにあり、ハーモニカ横町、たぬき小路、八戸昭和通りなど名前を聞くだけで楽しそうなところが目白押しです。みろく横丁もそのひとつですが、ここは小路が屋台村になっているのが特徴で、郷土料理から炉端、鮨、ラーメンなどさまざまな店が並んでいます。

いかにも新しい飲食スポットらしく、若い女性が店頭で客の呼び込みをしており、それにつられてついつい・・・という男性酔客も多いのでしょう。ただ、一言だけ言わせてもらうと、若い店主や女性店員の客あしらいが今ひとつのような気がします。好きに飲んでください、というのもいいですが、一人客にはちょっと声をかけてみるなどの気配りもほしいですよねえ(苦笑) でも、店さえ選べば、旅人でも雰囲気にどっぷり浸かれることうけあいです。
(2011年記)


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