新型コロナウイルスの影響で、飲み歩きが全くできない日々が1年半以上も続いています。感染者は減る気配もなく、終息の見通しは全く立っていません。したがって、私も「自主的緊急事態宣言」を解除できず、とどのつまりは飲み歩きを再開できないのです。

matutakeippai
前置きが長くなりました。そんなわけで、普段はありあわせの肴と共に「家飲み」をしていますが、秋のこの時期だけは絶対に外せない贅沢な味覚があります。それが「マツタケ」です。

今年はマツタケが比較的多く採れるとの情報をキャッチし、先日、辰野町内でマツタケを手に入れました。信州産マツタケに合わせる酒にふさわしい信州の地酒も、すでに用意済みという周到さ(笑)

大ぶりのキノコを豪快に手で引き裂き、アルミホイルに包んでバターを乗せた「ホイル焼き」にして味わいました。香り漂うマツタケを食し、地酒で流し込む・・・贅沢かつ至福のひと時です。

本当ならば、飲み歩きをしながら好物の「土瓶蒸し」を探し当てて、酒場でじっくりと飲むのが一番の喜び。でも、今年は「家飲み」でも満足させていただいたので、ありがたく思っています。