酔いどれ男マイケルオズの「ひとり旅で一人酒」

ひとり旅やタウン散策に出かけては各地の酒場を飲み歩いている酔いどれ男「マイケルオズ」が、東京、大阪などを中心に全国各地で訪れた居酒屋、立ち飲み屋、大衆酒場などの探訪コラムを紹介しています。

カテゴリ: 飲み歩きこぼれ話

omiki
 宗教とお酒というのは意外と切っても切り離せないものです。なかでも神社にはお神酒がつきものですし、境内に酒樽がずらりと並んでいるという光景は別に珍しくありません。さらに言えば、さまざまな神事の際には神様にお米だけでなく、山海の珍味と称す野菜、果物、魚などを捧げることがありますよね。

 お酒を飲んで酔っ払って神社を参拝するっていうのは何となく不謹慎かなという感じがして気が引けてしまうのですが、参拝後のお神酒は遠慮なくいただきます。最近はどうか知りませんが、昔はお正月にお神酒を出してくれる神社があり、タダ酒だとばかりに結構飲んでしまったという若かりしエピソードもあります(笑)

 2009年に大宰府天満宮を訪れた際、たまたま福岡県の地酒が試飲できる銘酒展というのを境内でやっていました。一瞬場違いな感じをもったのですが、これまで語ってきたとおり、お神酒は神社につきものです。しっかりとちょうだいしてきました(酔)

ちなみに写真で紹介している杯は、伊勢神宮で買ってきた菊の御紋入り金杯です。慶事に使おうかと思っていますが、なかなかその機会がありません・・・(苦笑)

ホームページ版「ひとり旅で一人酒」のコラムより転載しました

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goichiwainhanairi
ほとんどの場合、旅路へのスタートは長距離特急になります。東京方面へは特急あずさ号、名古屋以西へは特急しなの号に乗車。新宿、名古屋の両駅まで2~2時間半、車中で過ごします。

その時の旅の行先、目的にもよりますが、長い車中での「お供」に欠かせないのがアルコール類。ビールや日本酒で軽食というパターンも多いですが、腹具合がいい時はお酒のみ、いただきます。

出発駅のキオスクでは、地元塩尻市の「五一わいん」のミニ版を販売しているため、時々買って飲んでいます。ワインなのでチビチビといただきながら、車窓を眺めるのは格別です。

「五一わいん」は、創業者の名前から付けられたブランド名で、地元ではお馴染みの銘柄。飲み過ぎない程度に旅路へと向かうには、好都合のサイズなので、とてもありがたいですね(笑)

早く旅行ができるようになればと願います。<自主的緊急事態宣言継続中>

五一わいんのサイトです


※このブログは、姉妹ブログ「あの町この味ひとり旅」と共通記事です
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Oktoberfest
毎年7月には、大相撲名古屋場所観戦に出かけていました。大相撲人気でチケット確保が困難になっても、名古屋場所だけは確実にチケットが入手できたからです。そして名古屋場所観戦には、もう一つのお楽しみをセットしていました。

2015年の名古屋場所に出向いた時、地下鉄の中吊り広告で「名古屋オクトーバーフェスト」の存在を知ります。ちょうど開催中とのことで「飲み歩き道楽としては、見逃してはならない」と決意?し、初めて会場に出向いてみました。

久屋大通にドイツビールの屋台が立ち並び、公園中央にはテーブルと椅子が置かれ、お気に入りのビールやおつまみを買って、好きなところで飲むというオープンスタイル。真夏の炎天下でもあり、ビールがゴクゴク飲めるのは最高です!

ドイツの楽団がステージ演奏を行っており、陽気なメロディーに合わせて会場全員で「プロースト(乾杯)」の大合唱。見知らぬ隣の人とグラスを合わせ、笑顔いっぱいでビールを飲み干す。こんなに楽しいことはありません(笑)

2020年は残念ながら名古屋場所もフェストも中止され、今年もフェストは中止になりました。フェストの実行委員会は「みんなでプロースト!」と題したクラウドファンディングを行っており、来年の開催に期待し、私も賛同させていただきました。



※「名古屋オクトーバーフェスト」応援ブログは、平成・令和ひとり旅語りひとり旅で一人酒あの町この味ひとり旅の3ブログ共通記事を掲載しました

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大阪の酒場で飲むとき、あて(肴)として根強い人気があった「生ぎも」。牛のレバー刺しのことを言いますが、生ぎもという表現の方が大阪にはピッタリでした。

生ぎもが酒場から姿を消したのが2012年。前年に起きた焼き肉店の集団食中毒事件を受け、生肉処理の厳格化が図られ、それを受けて厚生労働省が牛レバーの生食を禁止したのです。

それ以前は、多くの大衆酒場で生ぎもを提供していました。新鮮な牛レバーにたっぷりとごま油をかけ、ショウガやネギを合わせて食べると、パワーがみなぎってくるような感じになったものです。

ビール、日本酒、焼酎と、どんな酒にでも合う「あて」だったので、大阪で飲み歩くたびに注文しました。生食できる馬レバーやコンニャクの代用品では、生ぎもの味わいは再現できません。

ちなみに、熱を加えた牛レバーは、ボソボソした食感が苦手で、あまり好きではありません(苦笑)

namagimo

※このコラムは、姉妹ブログ「あの町この味ひとり旅」にも掲載いたしました
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日本酒の酒蔵が各地に点在する長野県内では、春のお楽しみイベントとして各酒蔵で「蔵開き」が行われています。昨年、今年と新型コロナウイルスの影響を受け、中止となっているのが残念でなりません。

須坂市にある「渓流」の蔵元・遠藤酒造場では、春と秋に蔵開きを開催していますが、春の蔵開きは「花見の宴」と銘打ち、近くの桜の名所である臥竜公園のさくらまつりに合わせて行っています。

2017年の「花見の宴」に友人5人と訪れた時のエピソードをご紹介しましょう。入場料を払ってプラスチックの小さな升を頂戴し、これを持って試飲コーナーを巡るところから始めます。

コーナーには、遠藤酒造場自慢の酒がずらりと並んでおり、その数はざっと10数種類。口明けの一杯には、普段は高くて手が出ない純米大吟醸から頂戴し、あとは好みを探しながら試飲していきます。

酒好きの友人の一人は「全部試飲しなければ損だ」などと言いながら、次から次へと飲みまくります。私が1銘柄試飲している間に、彼は3銘柄ほど飲んでいるのですから、ちょっと驚きです(苦笑)

お察しの通り、その後彼はヘベレケに酔っぱらってしまい、私ほか他の友人たちにイジラレまくられたのです(笑) それでも、みんなで楽しい「花見の宴」が出来たので、いい思い出になりました。

来年こそは友人たちと蔵開きに歩きたいものです!
hanaminoen


※このコラムは、noteの「オヤジの思ひ出話」より転載いたしました

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