酔いどれ男マイケルオズの「ひとり旅で一人酒」

ひとり旅やタウン散策に出かけては各地の酒場を飲み歩いている酔いどれ男「マイケルオズ」が、東京、大阪などを中心に全国各地で訪れた居酒屋、立ち飲み屋、大衆酒場などの探訪コラムを紹介しています。

カテゴリ:酒場探訪コラム > 閉店した酒場

syouwa

 このまちに泊まった時、まったく偶然見つけた酒場でしたが、とにかく全品100円というのにびっくりしました。肴が100円というのは大阪の酒場で慣れっこでしたが、酒も100円というのは驚きです。

 肴は小ぶりのパックに入っていて、棚から自分で勝手に選んで持ってきます。すべて前金で支払うので、ふところ具合と相談して飲み食いできます。まあ、この激安値段だとそんな心配も無用ですが(笑)

 ママもマスターもなかなか面白いですが、それに輪をかけてお客がすごい! 勝手にカウンター内に入り込んで両替する男性客、知らない中年親父と盛り上がる女性客・・・。一見の価値ある店です。

 2008年の来訪後、板橋区内の別の場所に移転して営業をされていたそうですが、最近閉店されたとの情報です。再来訪かなわず残念でした。

2008年6月 最終来訪

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maruichiyananba

 なんばは大阪ミナミの繁華街。アーケードにはさまざまな店が立ち並び、若者らでにぎわってます。もちろん飲食店も多く、今風の居酒屋もあちこちにできており、酔客を次々にさばいています(笑)

 その一角にあって、昭和の面影を残して異彩を放っているのが丸一屋。同名店が各地にありますが、ここは大衆酒場。店内は真昼間でも薄暗く、昼酒を飲んでいても時間の感覚がなくなってしまうほどです。

 ただ、あてはガラスケースのなかに小鉢ものがずらりと並んでいるほか、一通りいろいろと食べられます。何よりも、のんびりした雰囲気で自分のペースで酒が飲めるのが実に心地よい店です。

 再来訪を期してやって来たのですが、いつしかひっそりと閉店していました。

2013年3月 最終来訪

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masukame

 東京駅から1駅、銀座にも近い大都会のど真ん中にもかかわらず、大衆的な居酒屋がずらりと立ち並ぶ神田。ガード下付近を中心にいつも酔客でにぎわっています。

 そのなかのひとつ、升亀本店は典型的な大衆酒場のスタイル。雑然とした店内の雰囲気は飾り気のない酒場そのもので、ワイワイガヤガヤとちょっとうるさい時もありますが居心地は悪くありません。

 大衆酒場らしく肴の種類は豊富ですし、値段はもちろんリーズナブルです。とりわけびっくりしたのがゲソ天。100円でありながら、皿にてんこ盛りで出てきて思わず声を上げてしまいました(笑)

 しばらく神田界隈の酒場巡りから遠ざかっていたら、残念なことに大越とともに閉店していました。

2009年10月 最終来訪

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tatuman

 神奈川県に近い東京・蒲田は庶民的なまちという雰囲気が漂います。立ち飲み屋や大衆酒場も多く、いつもサラリーマンやおっちゃんたちでにぎわっていますが、その代表的な店がこちら。

 写真で見ても分かるように、店内が丸見えというか一部は店の外で飲むという感覚。「立飲」「大衆酒場」という飲んだくれにはうれしい二文字が目に飛び込んできますよね。

 蒲田一安いという評判の店で、確かに壁にびっしりと張られた品書きはどれも安価。おかみさんがなかなか威勢よく、店を盛り上げています。東京にもこんな酒場があるんだなと楽しくなります。

 もう一度訪れてみたいと思っていた酒場でしたが、その機会を得ることなく残念ながら店じまいしてしまいました。

2006年4月 最終来訪

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sakenomorita

 西成区萩之茶屋は一種独特の雰囲気をもつまちです。路上生活者や簡易宿泊所で寝泊りしているおっちゃんたちが多く、酒場も激安どころがずらりと並び、朝から営業しています。

 酒のもりたは、界隈のなかでも屈指ではないかと思う魚類の美味しい店です。値段もこの地域とすればそれなり(といっても安い)ですが、午前中のみのタイムサービス品も用意しています。

 なんといっても、お店を切り盛りする若夫婦が手際よく、とくに奥さんは酔っ払いおやじたちを上手にさばいています(笑)。萩之茶屋では比較的安心して飲める店といえますね。

 何度も訪れた大衆酒場でしたが、今は天王寺の森田屋に一本化して営業しています。もちろん、森田屋も名酒場であることは言うまでもありません。

→森田屋のブログはこちら

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