omiki
 宗教とお酒というのは意外と切っても切り離せないものです。なかでも神社にはお神酒がつきものですし、境内に酒樽がずらりと並んでいるという光景は別に珍しくありません。さらに言えば、さまざまな神事の際には神様にお米だけでなく、山海の珍味と称す野菜、果物、魚などを捧げることがありますよね。

 お酒を飲んで酔っ払って神社を参拝するっていうのは何となく不謹慎かなという感じがして気が引けてしまうのですが、参拝後のお神酒は遠慮なくいただきます。最近はどうか知りませんが、昔はお正月にお神酒を出してくれる神社があり、タダ酒だとばかりに結構飲んでしまったという若かりしエピソードもあります(笑)

 2009年に大宰府天満宮を訪れた際、たまたま福岡県の地酒が試飲できる銘酒展というのを境内でやっていました。一瞬場違いな感じをもったのですが、これまで語ってきたとおり、お神酒は神社につきものです。しっかりとちょうだいしてきました(酔)

ちなみに写真で紹介している杯は、伊勢神宮で買ってきた菊の御紋入り金杯です。慶事に使おうかと思っていますが、なかなかその機会がありません・・・(苦笑)

ホームページ版「ひとり旅で一人酒」のコラムより転載しました